motoko uda
8/2/16
私も夏休み中!
只今夏休み中です。と言っても、ただ単に息子の学校がお休みになったというだけでなく、私自身も夏休み中なのです!
ご報告が遅くなりましたが、昨年からロンドンのMaria Montessori Instituteが運営するChildren's House (子どもの家)でお仕事を始めました。怒涛のように過ぎた学生生活の末に希望のお仕事をいただける事になってとても有難い気持ちでいっぱいです。
この一年間ここに一言で書ききれないくらいの経験が詰まっていました。朝6時起き、帰宅は夕方6時半の日々。毎日生き生きと仕事が出来るのも、家族やベビーシッターさんの協力に恵まれてこその生活だと感謝しています。細かい事もいろいろ書きたい事もあるのですが生徒さんや職場のプライバシーなども関係してくるので、これはいずれもう少し時が経ってから記録として改めて書きたいと思っています。
有難い事に始めからdirectressのポジションのオファーがあったのですが、欲張りな私は隅々までChildren's House内の仕事内容を知りたいのでまずはclassroom assistantとして一年間仕事をさせていただきました。そして同時にMiss Karen Peaceのもとで1年間のPost Diplomaコースを修了する機会にも恵まれました。まだまだ未熟ですが、今年の9月からはdirectressとしての仕事に移行します。
報告以外には特に内容のない投稿ですみません!
最近全くブログを更新していなかったので最近続けて2通「元気に生きてるかーい?」というメールをいただいたのをきっかけに遅ればせながらの報告となりました。こんなにすっぽかしているブログをたまにまだ訪れてくださっている方がいた事に感謝!
36歳でそれまでの仕事と全く違う勉強を始めた私。今思えば周囲の誰1人として<えっー?これから転職?どうするの?>的なネガティブな反応は一切なく、なんだか面白がってくれた環境に助けられました。何かに夢中になると時も忘れて猪突猛進になってしまう私を辛抱強く支えてくれた家族にも最大級の感謝です。そして無事に39歳で新しい仕事に就職、そして40歳を迎え今新たにとても謙虚な気持ちで新しい挑戦を楽しんでいます。
夏休みしっかり充電してまた9月から頑張りまーす!
7/6/15
コーチング体験!(1年前を振り返って)
丁度昨年の今頃,面白い体験をしました。ちょっと長くなりますが、ちょうど1年を振り返って改めて気づくことがあったので書きたいと思います。
ロンドンの息子の学校を通して出会った日本人の友人Jさんがある会を催すというので最初はなんとなくお付き合いで参加する事になった私。
彼女はもともと国際線キャビン・アテンダントという華やかなお仕事で世界中を飛び回っていた方。そんな彼女がご結婚を機に米国CTI認定CPCCのコーチングの資格を取得され現在はそれをお仕事にされています。コーチ歴約10年のベテラン。
そもそも何となく聞いたことはあった「コーチング」という言葉。でもなんなのか今ひとつよくわかっていなかった私。
<人生の岐路にたって何を選択していいのかわからないのでコーチしてもらう>もしくは<たるんできた人生に喝をいれてもらう。。。>的な何かちょっと弱ってきている人や上手く行っていない会社経営者とかが体育会系のキビキビとした人に導かれる感じなのかしら?と勝手に想像していました。(プロのコーチのみなさま、勝手な想像でごめんなさい!)
そんな先入観がそもそもあったので、その誘ってくださったJさんの人柄に惹かれていなかったら自分からはたぶん進んで体験することはなかった世界だったと思います。
「新月のお茶会」と題された会は当日キャンセルが重なった関係でなんと思いがけずに個人セッションに!結果的にプライベートコーチングの雰囲気を体験できてしまった私。
そのセッションがどんな感じだったかというと。。。
まず始めに彼女から手描きで丁寧に作成された書類をいただきました。パッと最初のページに目を通すと「新月」「太陽の目的、意思を月に埋め込む時」「一粒万倍日」「財産の神様」「弁財天様に願い事が届けられる」「今年最強の日」など普段の私なら少し身構えてしまう感じの単語が並んでいました。<何?何?何が始まるの?占い?!?>先入観って怖いですね〜。とにかく友人Jさんを信じて読み進めます。
若干ひるんでいると、ページの終わりに彼女が選んだ引用文が。要約すると「想像力はポジティブに使えば意識的に念願の夢を現実化する道具になる」という内容のもの。これは直感的に<私もそう思う!>と賛成してすっと受け入れた私でした。
さてさて、お茶を飲みながらリラックスした雰囲気で始まった会。大きな瞳の奥がいつも笑ってるJさん(今日は私のコーチ!)と対面に座ってセッションスタート。
彼女と一緒にプリントを読み進めるとセラピーみたいなどうも過去とか現在に焦点をあてるというよりは未来に向かった内容らしい、という感じ。
彼女からこれからいろいろと将来をイメージして、そのイメージを書き出していく上でのポイントを聞きます。彼女から言われたポイントは次の2つだけ:手に入れた自分自身を明確にイメージすることと手に入れた気持ちを先取りすること。気持ちを先取りってなんか新鮮な響き!どんどんテンションがあがってくる私。
最初の質問は「すべてが可能だとしたら1年後に叶えたいあなたの願いは何?」というもの。丁度モンテッソーリのコースの真っ最中だった私は試験を無事に突破する目標やコース終了後の願いをリストにしていきます。
そして次にそれに基づいて具体的に丁度1年後の今日を設定して「未来日記」を作成します。こちらはリストではなく、未来のその日にタイムマシーンで行ってあたかもすべて体現しているかのようにその日1日の自分の様子を綴っていきます。
私の場合は「今日は誕生日イブ!学生生活も無事に終わり、9月からの就職も第一希望に決まってサイコーに楽しいバースデーイブ!愛する家族に囲まれて美味しいシャンペンをいただきながら〜」みたいなハートマークいっぱいのウキウキの日記を書きました。
そしてここで終らないのです!その次は“ホラ吹きバージョン”として1年後設定で自分の願いをもっと大きなスケールでがんがん書いていきます。私の場合は1年後の「目標」が結構がっしり固まっていたのでそれをすぐに察したのJさんから“1年後”に限定せずに“数年後”設定でもいいですよと言われ数年先の未来設定でホラをふくことに。
Jさんから“これは‘ホラ吹き’バージョンなのでもうこんな事絶対ありえない〜みたいな願望もどんどん書いて下さいね”と言われ、1年後から数年後に設定を変えたにも関わらず、比較的現実的なことを書いていた私。改めて問われて紙に書き出す事で、まさかまさかあんなにも自分が「夢」や「願い」というより現実的な「目標」を定めて未来に向かっているのかが浮き彫りになって新鮮な驚きを覚えました。
書き終えて読み返してみて思わず「え〜っ!Jさん、私なんか全然ホラふけてない。こういう妄想得意なはずなのに何でだろ〜」と言うと「今のモトコさんがそれだけ確固たる目標があるってことですよ、ホラふけないのが悪いことでは全然ないので大丈夫!それはそれでしっかり受け止めましょう!」と一言。
今までの人生行き当たりばったりの事も多く、自分のことを着実な道を選ぶタイプではないなぁと常々思っていた私。現在の自分の在り方、人生の進め方が意外にも堅実&現実派で正直驚きました。母親になったからかしら?歳取った証拠?(笑)こんなに私保守的だったかしら?きっとこれからの人生はこう構築していきたいという私の隠れた願望が大きく反映されたのだと思います。
そして未来を考えた時に、主人と息子の幸せがどれだけ自分の幸せの底辺にあるのかというのも文字におこしてみて改めて実感しました。これは見方によっては自分の人生を謳歌するのに家族にも幸せであってもらわないと罪悪感なしに楽しめないという究極の自己中でもあるのですけれど、笑。
未来日記も実際に書いてみると未来が非常に立体的に近いものに感じられました。意外にも簡単に書けてびっくり!最初の1行書き出すと面白いほどすらすら書けるんです!そして楽しい!
未来日記も実際に書いてみると未来が非常に立体的に近いものに感じられました。意外にも簡単に書けてびっくり!最初の1行書き出すと面白いほどすらすら書けるんです!そして楽しい!
すべての問いを書き終えた後にお互いに発表するのですが、その時にお互いにいちいち「いいねぇ〜!!!」とちょっとおおげざなくらいに相づちをいれるのです。これが妙に気持ちが良い!自分が発言したことに言ってもらうのも、彼女の発言にこちらが言うのもなんか後味がすっごく良い!
何が面白かったって、このセッションの間、Jさんがしてくれていたことは、<さぁ、私があなたを導いてあげますよ〜>みたいな手を差し伸べて来る感じでもなく、<さぁ、私を信じてすべてを話して>みたいなセラピーみたいな感じでも決してなく、私が考えて自ら答えを出せるような質問を用意してきてくれて、そして願いを熱心に聞いてくれて、そして「いいね〜!」とひたすら承認してくれるということ。
これを繰り返していると、どこからともなく<この願い絶対かなえたるでぇ〜>という気持ちになってくるのが面白かった!というか<この願い、叶うな。>という妙な自信・確信に近いものが沸き上がってくる感じと言った方が感覚的には近いのかな。何だろ、あの感覚。
そもそも私のように「私助けていただかなくてもダイジョウブです!自分のことは自分で出来ますから。はい!」みたいな自尊心の強いタイプで(笑)先述したよなコーチングに対する先入観をもし持っていて、この面白い体験を逃してしまったらもったいない!
このセッションの後私はまた前回の記事に書いた通りの忙しい学生生活に戻り、日々目の前にある事を消化するので精一杯の日々に戻りました。その後の1年間は怒濤のように過ぎ、試験や提出物を終え、卒業式を無事に終え、39歳の誕生日を祝った数日後、久しぶりにたまった書類を片付けようと本棚周りを整頓していて出てきた1年前のこのプリント。読み返してみてびっくり!
1年後の願いの項目で私が書いたのは具体的な5つ。そのうち1つは「無事にコースを卒業する」という自分の努力次第の「目標」に近いものだったので達成した事にそれほど驚かなかったものの、その他の要素は就職も含め(幾つかはプライベートなことでここに書けないのですが)自分の努力だけではなんともならないこともあったので今振り返ってなんと全部叶っているのは正直驚き!そして1年前に書いたハッピーな未来日記にかなり近い一日を先日2015年6月27日バースデーイブに過ごしたのでした。なんかすご〜い!あの1年前のセッションの日に何かに「あなたなら全部やれちゃうから、ゴーゴー!」と後押しされた感じがよみがえりました。
<これもっと本格的にコーチングセッション受けたら人生がんがん上向きになるだろうな>、と思ったのでした。
何でも先入観にとらわれずに体験してみるっていいですね。私はJさんに出会わなかったら体験できなかった多くの気づきがあった世界です。おすすめですよ〜〜!
さてそのJさんとコーチ仲間が来る7月7日にロンドン市内でコーチング体験会をなさるそうです!私のように「コーチングってなに?」と思っていらっしゃるかた、面白いですよ〜体験してみてください!
6/25/15
Montessori Journey: 2年間を振り返って。。。
約2年ぶりの更新です。とにかくモンテッソーリの勉強に勤しんだ2年間でした。最後の更新はこれから学生になります宣言でした。その後、米国からJudi Orion先生が渡英されてAssistant to Infancy (0-3)のコースを指導されるという機会にも恵まれ、一年間は昼間はフルタイム学生として0-3歳児ディプロマコースを学び、そして夜&週末はパートタイム学生として3-6歳児のディプロマコースを学ぶという今振り返ると自分でもどう日々のタスクをこなしていたのかわからない生活をしていました。でも毎日が楽しかった!こんな生活がこなせたのも、とにかく辛抱強く私の勉強を見守ってくれた家族のおかげです。
学生生活が修了したら<こんなことも学んだよ!><こんなに課題をこなしたよ!><こんなに文献読んだよ!>といろいろ見て見て〜!としよう/したいと思っていたのにいざ先週末卒業式を迎えてみるととても落ち着いた自分がいることに気がつきました。経験豊かな素晴らしい先生がたや、ともに2年間学んだ仲間、そして家族の協力のもと、多くのことを学ばせてもらい、それをこれから微力ながらもこどもたちに還元していけるということがとにかく嬉しい気持ちでいっぱいです。
9月からはロンドン市内のモンテッソーリ協会の運営する「こどもの家」への就職も決まり、とにかく今はスタートまでに少しでも自分の知識(モンテッソーリ教育に直接関わることだけではなく、First Aidなどの学校内での安全面なども含め)を深められるように準備していきたいと思っています。
これからはもっと頻繁に更新したいと思います。モンテッソーリ教育に関連するおすすめの本やDVDなども紹介していければと思っています。
そしてモンテッソーリの教師になりたいと興味をもたれてリサーチしているうちに私のブログにたどり着かれた方,素晴らしい旅になると信じています。あまりの課題の量に時には終わりのないトンネルように感じるときもあるかもしれませんが、確実に出口に近づいています。そしてその出口はモンテッソーリ教師としての終わりのない発見の旅の入り口でもあります。旅を一緒に楽しみましょう!
ちなみにコースはアムステルダムに本部のあるAMI(国際モンテッソーリ協会)を強くおすすめします。日本の状況はわかりませんが、ロンドンには幾つかモンテッソーリ教員養成をうたう団体があります。しかし唯一マリア・モンテッソーリ女史ご自身が認定しているのがAMIですので本物のモンテッソーリ教育を学ぶのにはベストだと思います。私のクラスにも他の養成コースで学んだものの実際教育現場にでてみて何か違うと感じてAMIで学び直している学生が数人いました。遠回りにならないようにはじめから本物に触れて下さい!
10/12/13
AMIモンテッソーリ ディプロマコース(2年間)開始
私「先生はお教室にいるの?」
友人「そう。」
私「先生は子どもたちが好きな事をやっている間何してるの?」
友人「う〜ん、しらない。」
私「幼稚園の時期って子どもの脳みそも柔らかいし、いろんなこと吸収できる時期にこどもたちにちゃんと寄り添ってしっかりと導いてくれないと困るわよね〜」
友人「そうよね〜」
これがはじめてモンテッソーリのことを教えてくれたお友達と交わした会話である。今になってみるとモンテッソーリに関わる皆さまに土下座してお詫びしたくなる無知さだった。
その後、縁があって我が子をモンテッソーリ、それも本家本元のAMI運営の「こどもの家」に通わせる事になり、その教育方針に間近に触れて<これだっ>と直感的に思い、そしてその後理論を学ぶにつれて確信した。だってまさしく<子どもたちが全てを吸収してしまう時期に(absorbent mind)適した環境を整え、子どもたちの内面から一番適当な時期に自然に沸き上がる興味や感心を大切にして寄り添って導く教育>そのものだったのだから。
2ヶ月間のアシスタントコースも濃厚な内容だったけれど、やはりもっともっと深く知りたいという事で進んだディプロマコース。子育てをないがしろにするわけにはいかないので1年のフルタイムは諦めて2年間のパートタイムに。各3時間の講義が週2回と隔週の土曜日7時間半の実習&講義、そして教育実習&オブザベーションが合計2ヶ月間ほど。ディプロマ取得には筆記、質疑応答、論文、教材作成、などなど乗り越えなければいけない課題が多いけれど、がんばるぞ〜
ちなみに写真はモンテッソーリに関連するリーディングのほんの一部。本当に奥が深いのです!また近況報告します。
7/28/13
Summer Sports Camp
夏休みが始まって10日目。この1週間ルシアンはスポーツキャンプに参加。
ランチを持たせて朝9時に送りとどけ、夕方4時のお迎え時間までのフルデー。
サッカー、クリケット、ラグビーなど盛りだくさんの内容。最年少のルシアンは大きなお兄さん&お姉さんたちに混じって奮闘してました。
こんなに長い時間スクールに預けたことがなかったので最初は半日コースのほうがよいかしらと思いランチ終了を見計らって午後1時に様子を見に行くともう午後のクラスに参加していた息子。遠くから「マミー、午後も残りたいから4時にお迎えにきて〜」と言われ、すごすごとまた家路につく私。そして4時に迎えにいくと「6時までいたい〜」と言い出す始末。(笑)
今までずーっと一緒にいたのでそんな息子の成長の様子が嬉しいやら、一抹の寂しさを感じるような、そんな1週間でした。
第1週最終日、コーチの一人が「ルシアンを1週間みましたが、総合的に6〜7歳の子どものレベルの身体能力がありますよ。体つきとかセンスとかは持って生まれたものですから。スポーツをつづけさせるのを勧めます。もっともっと自分の思ったように体が動くようになってきたらルシアンもさらに楽しいと思いますよ。」とフィードバックをくださった。多少のお世辞があったにしても、やはり褒められて嬉しくなり<スポーツ続けさせよう!>と再度誓った母でした。
たしかに思い起こせば、大学院受験前の1年間の塾の講師体験でもスポーツ系の部活を活発に継続している子ほど受験前の追い込みで素晴らしい伸びをみせた。脳科学的にもやはり体を動かす事と知能は深く関係しているのだろうなぁとその時ラストスパートする学生をみて実感したのでした。
さて来週は1〜2日だけスポーツキャンプに参加してその後はエジンバラ旅行。仲の良い友人たちが集まるので楽しみ♡
6/23/13
モンテッソーリ アシスタント資格コース(AMI) 修了
読んだ、書いた、作った、学んだぁ! (^—^)
この2ヶ月は<忙しいほど時間は有効に使える&頭も働く>を実証した実り多き時間だった。
昨日の修了式を迎えて修了証と資格証明書を授与。私にモンテッソーリとの出会いをくれたルシアン、そして私の勉強する環境を支えてくれたオライオン、2人とも参加してくれて迎えた修了式は感慨深かった。
私の子育て(妊娠時代も含め)が始まって以来、内でくすぶっていた学習意欲が久しぶりの学び舎で解き放たれた感じで、自分でも時間を惜しむ事なく課題に取り組む事が出来た。
ディプロマコース(2年間)への進学を検討し始めた矢先にアシスタントコース中に提出した論文の1つが英国モンテッソーリ協会の季刊誌のエディターの目に止まり、一部もしくは全文を将来の誌面で掲載したいので今後相談したいと連絡をもらった。そしてコース終了前にメールで、そして昨日の修了式後に直接コースの担任から私の課題への取り組みとその成果がoutstandingだったこと、そして季刊誌のエディターも含め、講師陣が私がディプロマコースに進むことを検討してほしいと思っていると話してくれた。
今回のコースで学んだ事がすでに私とルシアンの関わりによりよいものをもたらしてくれているだけでも有り難いのに、こんな激励の言葉をいただいて今年9月からのディプロマコース進学がさらに楽しみになってきた。
ところで余談。
コース中に縁があって仲良くなったポーランド人のアガ。英国在住歴もすでに長く、今はフランス人の旦那様との間に3歳になる息子さんがいる。彼女は英国に移住する前はポーランドで教員をしていた。その彼女が英国移住当初就いたのがナニーの仕事だった。離婚調停中の英国人(父親)とフランス人(母親)の家庭に雇われて子どもの面倒をみていた話、その家族(母親と子どもたち)が精神的に揺れている時期に一緒に寄り添って乗り越えた話、そして仕事を辞めた後もそのフランス人の母親とは今でもとても親しくしている話など折に触れて聞いていた。そして昨日の修了式、ルシアンの通う「こどもの家」からも先生たちが式の運営のヘルプなどで出席していた。アガが修了証を受け取った後にルシアンの先生の一人モーポーゴ先生(著名な作家のおじいさまを持つ先生)と熱く涙ながらの抱擁を交わしているのでびっくり。「知り合いだったの?」と聞くと「私は彼女の乳母だったのよ〜」とのこと!あとでモーポーゴ先生も含めて「世間は狭い〜」と大盛り上がり!私にとってアガはロンドンに来てルシアンの学校やオライオンの会社関係以外でできたいろいろお話できる友人としてとても大事な出会い。本当に人の縁って面白い。
5/10/13
ワガママな気持ちとはわかりつつ。。。悔しいぃ〜
(写真:お天気の良かった先週。リージェンツパークにて。)
日付を大勘違いしていたために私の登校日の登校予定時間2時間前に急遽出張になった夫。どうしても夜8時までしか都合がつかなかったいつもお願いしているベビーシッターさん。夜の遅い時間に友人宅に息子を預けるのもためらわれたし、ママ友に急遽シッターさんを紹介してもらって。。とも一瞬よぎったけれど夜の寝る時間の前にいきなり一人のシッターさんからもう一人のシッターさんに変わるのもさすがに順応性のある息子とはいえ負担になるだろうと思いこれは断念。
日付を大勘違いしていたために私の登校日の登校予定時間2時間前に急遽出張になった夫。どうしても夜8時までしか都合がつかなかったいつもお願いしているベビーシッターさん。夜の遅い時間に友人宅に息子を預けるのもためらわれたし、ママ友に急遽シッターさんを紹介してもらって。。とも一瞬よぎったけれど夜の寝る時間の前にいきなり一人のシッターさんからもう一人のシッターさんに変わるのもさすがに順応性のある息子とはいえ負担になるだろうと思いこれは断念。
というわけで週明けの講義は止むなく最初の1時間で早退することに。。。(悔涙)3時間の講義なので2時間分ミス。集中コースなのでその2時間に詰まっている内容は非常に濃い。痛恨のミス。ちなみに資格取得の条件が厳しいのであと2時間ミスすると資格はもらえない。
<何故よりによって今日のクラスなの〜>と号泣したくなる程楽しみにしていた「幼児の言語の発達」とそれを促す「モンテッソーリ式言語ゲーム」の講義だった。(溜息)
子育てが理由で行きそびれたパーティーなど社交の場は悔しいと思った事は皆無なのだけれど、今回大事な講義をミスしたのは非常に辛かった。病気早退ならともかく、元気でぴんぴん、やる気もまんまんの心身を家路に向かわせるのは自分でも驚く程気が滅入ることだった。満たされない思い。
でも幼児教育の勉強をしていて自分の子どもをないがしろにしたらそれこそ本末転倒だと自分にいい聞かせながら帰宅。帰宅してドアを開けるとシッターさんと大はしゃぎで楽しく遊んでいる息子の声が聞こえた。でも帰宅した私を見ると大喜びで飛びついてきて、それから寝るまでの時間はいつもと同様いっぱい息子とじゃれ合ったり本を読んだりしながら過ごしているうちに気がつけばとっくに悔しい気持ちの8割は吹っ飛んでいた。でもね、やっぱりまだ2割は悔しいのはしょうがない。(ワガママですか、私?)
東京に居た頃は何か急な用があった時は横浜の実家の母たちを頼ることが出来た。母も忙しい人なのにさほどの用事がない限りは都合をつけてくれた。なんとありがたい環境だったのかと今更ながら感謝。
後日、クラスメートの助けで受けられなかったクラスの内容のノートを見せてもらったり、昨晩の実習日に追いつく事ができたので一先ずホッとしたけれど、久しぶりにやり場のないエネルギーを気持ちを持て余した夜だった。
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