1/29/06

今年2度目のお正月!



旧正月を祝うベトナムは昨日が大晦日。恒例の花火をグエン・フエ通りサイゴン川の目の前のクイン(Galerie Quynhのオーナー)のアパートで今年も楽しんだ。最高のロケーション。目の前で打ち上げられる花火は迫力満点!!でもあまりに近すぎて火薬が沢山飛んでくるわ、花火に打たれた鳥が落ちてくるわで、大騒ぎ。(笑)花火終了後にワイングラスをみると黒い火薬が底にたまってた。(笑)大通りを埋め尽くす群衆、花火が上がるごとに下から沸き上がってくる彼らの歓声にベトナムのエネルギーを感じた。

1/28/06

VIDEO ART PARTY



1月18日(水)、スーと私の率いるa little blah blah 企画でVIDEO ART PARTYを開催。会場はサイゴンで一番ホットなクラブLUSH。オーナーはアメリカ人の元パンク・ロッカー。クラブの壁を埋めつくすアメリカンコミックや挑発的なグラフィティーはしばしば論議を呼び、何度か文化警察の手で壁の絵が塗られてしまったりなどの経験を持つクラブ。今回はここを使ってメルボルン・エクスペリメンタル・ビデオアート・フェスティバル参加のKMAE(Kiss My…After Effects)2004&2005年度KMAEのキューレーターRoland Smith、Alan Melbourneとスーと私の4人のキューレーションによって選んだ12作品の上映会。検閲を通さないために「プライベート・パーティー」という形で厳重な招待状チェックを入り口でする。招待状を提示できない人は可哀想だけど、サヨウナラ。結局無事にチェックを通過した344人が会場入り。「えー、検閲逃れるためにひっそりプライベートパーティーって聞いたのに350人もくるの?どこがひっそりしてるの?」と指摘されそうだけど、そこらへんが適当なのがベトナムなのである、笑。
結局12作品のうち2作品は強い政治的メッセージと性的表現が含まれるとのことで最終的にクラブのマネージャーから上映中止を求められる。マネージャーも個人的にはそれらの作品の価値をわかってくれていたものの、ビジネスを守るためのやむを得ない決断。検閲がないと思ったら次は自主規制...まぁ節度を保つのも大切と考えると理解はできる自主規制ではあったけど...でも悔しいなぁ。ちなみにベトナムでは裸のセクシーな女性のイメージよりも、ホモセクシュアリティーを想像させる男性のイメージのほうが御法度。ちなみに参加したアーティストは以下の通り。 Jean-gabriel Périot, Marian Tubbs, Tess Milne, Linda Good, Johanna Eustice, Victor Holder, Lisa Broomhead, HC Gilje。

1/21/06

お薬みたいな...




今週はいろいろとニュースがあるのですが、とりあえず、昨日あったすごく嬉しかったことをご報告。中学・高校の同級生で現在様々なジャンルを横断する作曲・編曲・演奏活動で、映画、CM 、アニメ、WEBなどの分野で活躍中のお友達、野崎美波ちゃんから出来立てホヤホヤの映画音楽作品集 「Film Works Vol.1」(今年1月18日発売)とセカンドアルバム「ハルモニア」(こちらは去年の6月に発売されていたのになかなかチャンスが無くて手に入れてなかったもの)が届きました!

彼女とは学生時代は別に大の仲良しというわけではなく、通学途中のバスや電車の中で会えば話したり、たまにお弁当一緒に食べたり、みたいなお友達だったのでした。いつもホンワカ、フワフワしていて、笑顔の絶えない人だった印象があります。(いまもそのまんま!!)母親同士が連絡をとりあっていたこともあり、高校を卒業してバラバラになった後も母を通じて時折彼女の活動の様子は聞いていました。その彼女が2002年に初アルバム 「Lamps of Heaven*」をリリースした時にこれまた母経由でそのアルバムをもらったのがきっかけで彼女の音楽の虜に!日本に住んでいる方は彼女の音楽をテレビCMなどで何気に聞いている人も多いはず。

2004年秋に銀座の十字屋ホールで中村江里子さんとトークショーをしたのですが、その時後半に彼女に演奏をしていただくというチャンスに恵まれて以来時折メールなどで近況報告をしています。今でも彼女の音楽をライブで体験した時の感動の余韻まだ残ってますっ!!

世の中にはいろんな音楽があって、人それぞれストレスや疲れのたまっている自分のお薬となるようなお気に入りのアーティストがいるはず。私にとって美波ちゃんの音楽はまさしく瞬時に私の中から嫌な気持ちを洗い流してくれるお薬(洗浄剤?!笑)なのです!!

彼女のウェブをご紹介しておきます。彼女に関する詳細はこちらから。http://www.suzakmusik.com/minaminozaki/

1/4/06

豚レース&街角アート



新年らしさを演出しようと二日酔いの頭で考え抜いたあげく、行き着いたのはさびれた闘牛場。(笑)ブル同士の戦いとはいえどちらかが倒れるまでとかそういう熾烈な戦いではなくて、どちらかが逃げるまでというルールらしい。(笑)戦う前から逃げるのもいてもうハチャメチャ。(笑)闘牛場の囲いの手前では子豚が走ってたりもする。いつがレースの始まりでいつ終わってるのかまったくわからないー。(笑)ブヒブヒ言いながらすっごい真剣に走ってる様子は可愛すぎるっ!!(笑)持参したシャンペンを片手に眺めるこの景色。皆ご満悦。今年も良い一年になる予感。

帰り際、工事現場でアーティーなものを発見。工事現場の入り口に設置された守衛所が赤白青のおなじみのシートで何故か綺麗にラッピングされていた。(笑)アートなインテンションは全くない、いわゆる工事現場での必要に迫られた理由があったんだろうけど、半年前に香港でみた「redwhiteblue here/there/everywhere another mountainman」のエキジビションを思い出した。