1/10/12

私の愛用レシピ本part2〜英語と料理の勉強の意外な共通点〜


家族のためにお料理を毎日作っていると、それなりに美味しいもの(=家族から「美味しい」と言ってもらえるもの)をそれなりに作れるようになる。

一説によると主婦は10品程度の得意な料理をローテンション+アレンジで出しているパターンが多いらしい。きっと10日間違う料理が続いてまた同じパターンに戻っても家族って案外気がつかずに飽きずに食べれてしまうのかもしれない。同じお気に入りのおかずをリクエストする子どもも多いだろうし。

でもやっぱり作り手としても精進したいし、家族にもバラエティーに富んだ食事を楽しんでもらいたいとなると書籍やインターネットで入手できるレシピはありがたい。

面白いのは(私に限ったことかもしれないけど...)お菓子のレシピは厳密に計量して作る事が多いのに比べて、おかず料理に関してはレシピを見ながら自己流にアレンジしてしまうことが多い事。アレンジ出来るのは悪い事ではないと思うんだけど、でも結局いつもの好みの味に似てしまい新しいレシピを習得したとは言いがたい。

小さいころから本格的な料理を叩き込まれてもう基本は完璧だ!というのならまだしも、やっぱりすぐに自己流アレンジして悦に入ってるのは良くないかもなぁと思い最近は初心に戻ってきちんとレシピを真似してみるようにしている。気に入って何度か同じものを作っていくうちに「我が家」の味にアレンジを効かせていくことはあるけれど。

こんなことを続けているうちに、少しずつレパートリーも増えてきたし、やっぱり新しいことに挑戦するのは楽しい。

話は飛ぶけれど、これって言語の勉強と似てる。私は英語での生活が始まって早18年になるけれど、最近英国人の夫に「ここ1、2年君の英語がレイジーになってきているから気をつけた方が良い」と言われた。考えてみれば今学生でもなく、社会人でもなく、2007年からは東京で日本語に囲まれた環境で生活している。周囲の言語は夫や英語を話す友人との会話以外は基本的に日本語。自分が積極的に単語を増やして精進することを忘れて、気がつくと楽なボキャブラリーで生活をしていた。これではいかんと、初心に戻って英語の書籍や新聞を意識的に読むように心がけ、今更だけど自分でパッと英語で定義がきちんと言えない単語は辞書で調べて書き留めるようにした。それだけで短時間で随分英語力戻ってきた。自分の「知っている」「慣れている」範囲で生活してたら進歩がないどころか後退していくよなぁ...と痛感。そういう意味で料理においても自分の慣れ親しんだレシピ以外のものに挑戦していくのって大切だなぁ..と痛感した今日この頃。意外な共通点だと思いませんか?

さて、以前ここでご紹介したレシピ以外で最近参考にしているレシピ本は下記のとおりです(マクロビやベジにこだわらずに参考になりそうなものを集めてます。ちょっと古いのも含まれてます。):

* 「VEGE BOOK3 Eat Your Vegetables!」Café Eight著 リトルモア
* 「玄米・雑穀のごはん カフェでも始めてるレシピ41」カフェタイムブックシリーズ エーシームック
* 「マクロビオティック おしゃれレシピ」オレンジページムック編集
* 「野菜の美人ごはん」庄司いずみ著 扶桑社
* 「らでぃっしゅのおだいどこ〜らでぃっしゅぼーやの野菜料理レシピ〜」らでぃっしゅぼーや株式会社著 竹書房
* 「体脂肪計タニタの社員食堂〜500kcalのまんぷく定食〜」株式会社タニタ著 大和書房
* 「中島デコのマクロビオティック ライステラスカフェ」中島デコ著 PARCO出版
* 「卵も牛乳も白砂糖も使わない パトリシオのハッピー・マクロビオティック・スイーツ」パトリシオ・ガルシア・デ・パレデス著 小学館
*「おいしい玄米菜食レシピ はじめてのマクロビオティック」長澤池早子監修 成美堂出版